アメリカの半導体大手・エヌビディアの時価総額が、世界で初めてとなる4兆ドルを突破しました。

9日のニューヨーク株式市場でエヌビディアの株価は、一時、前の日の終値の3%高となる164ドル台を付け、時価総額が4兆ドル、日本円でおよそ586兆円を超えました。

アメリカメディアによりますと、4兆ドルを突破したのは世界の上場企業で初めてです。

エヌビディアはAI=人工知能の開発に欠かせない半導体を開発していて、去年、3兆ドルを突破。

また、今年1月に中国の新興企業「ディープシーク」が低コストで高性能なAIモデルを開発したことなどの影響が懸念されましたが、その後も業績を伸ばしました。