夏の高校野球宮城大会が9日開幕しました。今年は新たな熱中症対策もとられるなか甲子園を目指す熱戦が始まりました。

楽天モバイルパーク宮城で行なわれた開会式では、宮城県内62校55チームの選手が入場行進しました。暑さへの注意が呼びかけられる中、県高野連は新たな熱中症対策として1イニングの攻撃が15分以上続いた場合は試合を止め、給水タイムを設けることが決まりました。熱戦を前に、選手を代表し、仙台高校・山岸大翔主将が宣誓を行ないました。

仙台高校・山岸大翔主将:
「多くの皆さまに野球の素晴らしさ、生きることの喜びをお伝えできるよう、私たちは全力でプレーすることを誓います」

開幕戦として9日は、1試合が行われ仙台東と小牛田農林が対戦しました。2回ノーアウト1塁2塁のチャンスを作ったを作った仙台東。センターへのヒットでランナー2人が帰り、2点を先制します。その後も仙台東の攻撃が続き15分が経過。今大会初の給水タイムが設けられ、選手や審判員が、給水しました。

点差を広げられた小牛田農林は3回。1点を返し、なおも2アウト2塁で、代打の鈴木!センターへのタイムリーヒットで2点目を返しますが反撃もここまで。19安打20得点を奪った仙台東が開幕戦を制しました。甲子園への切符をかけた宮城大会、決勝戦は7月28日月曜日に行われる予定です。