最後の言葉は「全ての原因は私にある」

裁判の最後に、被告人は自らの犯行を振り返り、「被害者には多くの苦痛と被害、一生消えることのない傷を負わせた。社会に大きな不安を与え、公務員、特に消防士の信頼を著しく失墜させた」と述べました。

「全ての原因は私にある、全てを受け入れる覚悟はできている、生涯にわたって自分を戒める」と反省の言葉を述べた被告人。最後に「身勝手な行為で社会全体に心よりお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」と頭を下げました。

判決公判は今月11日です。検察側の求刑に対し、裁判所がどのような判断を下すのか、その行方が注目されます。