コメ不足が続く中、熊本の特色を活かしたコメづくりなどを進めるための推進大会が熊本市で開かれました。
「くまもと売れる米づくり推進大会」は、コメが出荷される時期を前に毎年開かれているものです。
今回は、熊本県内14のJAの役員や生産者たち約220人が参加しました。
JA熊本中央会の宮本隆幸会長は、これから始まる新米シーズンに備蓄米と輸入米が市場に出回り、コメの価格が大幅に下落する懸念を示したうえで、「今後のコメ政策の動向などを踏まえながら生産・集荷・販売の強化に取り組んでいく」と挨拶しました。

JAグループ熊本は2025年の目標として、88万俵(約5万2800トン)の集荷を掲げ、需要に応じた生産量の確保や適正水準での価格設定を目指すとしています。