フランス南部のマルセイユで大規模な山火事が発生し、空港が閉鎖になるなど影響が広がっています。

フランス南部のマルセイユ近郊で8日午前に発生した高速道路での車両火災が、強風の影響で大規模な山火事に発展しています。

地元当局などによりますと、これまでに700ヘクタール以上が燃え、マルセイユ北部の住宅街にも到達。当局は住民に外出の自粛などを呼びかけていて、北部の住民およそ400人が避難しているということです。

また、この影響でマルセイユ・プロヴァンス空港が閉鎖され、鉄道などのダイヤにも乱れが生じています。

今のところ住民にけが人などは出ていないということですが、これまでに家屋20軒以上が焼け、消火活動にあたっていた消防士9人が軽いけがをしているということです。