7月8日は、語呂合わせで「チキン南蛮の日」。タルタルソースの配分問題は、チキン南蛮の“あるある”ではないでしょうか。そこで「タルタルソース」について詳しく調べてみました。すると、データ面で見ても、日本における“タルタル愛”の広がりが確認できました。

サンドイッチやトマトにも 5年間で販売額70%強増加

山形純菜キャスター:
7月8日は「チキン南蛮の日」ということですが、みなさん、チキン南蛮というより、タルタルソースが好きなのではないでしょうか。

家庭用のタルタルソースは、2019年から24年までの5年間で、販売額が70%強増加したそうです。
※RDSスーパー全国 商品名:タルタル・タルタルソースで抽出

需要が増えた背景には、新型コロナの影響があるそうです。自宅でご飯を食べることが増え、家庭の常備品としてタルタルソースが定着していったということです。

シェア8割を超えるキユーピーのタルタルソースは、時代とともに変化しています。

1966年、初めて「タルタルソース」(参考小売価格270円)が販売されました。

シンプルなタルタルソースなんですが、その後、売上に伸び悩み、2018年に「具だくさんタルタル」(参考小売価格294円)を販売。これが好評でした。

ただ、夏になると、ちょっと重たいということで、販売が低迷していたそうです。

そこで、2024年にはレモンを入れた「具だくさんレモンタルタル」(参考小売価格324円)が販売されたということです。

サンドイッチに入れたり、トマトにかけたり、使い方も多様化しているということです。