柏崎刈羽原発で7日、敷地内で保管していた枯れ草が燃えた火事について、東京電力は8日「火が出た原因は枯れ草を運搬する車のマフラーが草に接触したことだと推定される」と発表しました。
東京電力によりますと、柏崎刈羽原発の敷地内で7日午後、集めていた枯れ草から火が出ているのが見つかりました。協力企業の作業員が初期消火を行って消し止め、まもなく鎮火。燃えたのは1㎡ほどの範囲の枯れ草で、けが人はいませんでした。

東電は8日に、消防により「ぼや」と判断されたと発表。火が出た原因は、枯れ草を運ぶ車のマフラーが草に接触したことによるものとみられるということです。
現場は非管理区域で、発電施設への影響や外部への放射能の影響はなく、東電は「原因が確定し次第、対策を検討していく」としています。