来年のG7・労働雇用大臣会合の開催を控えた倉敷美観地区で訓練です。大原美術館で、不審者が侵入したことを想定した防犯訓練が行われました。

犯人役「こんにちは、お金ください」


(犯人役の警察官)
「こんにちは、お金ください」

訓練は、大原美術館の入館券売り場で不審者が職員を凶器で脅すという想定で行われました。


売り場の職員が非常通報装置を押して警察に通報するとともに、他の職員が“さすまた”を使って不審者の動きを止めようとします。


大原美術館と警察が連携して訓練を行うのは初めてで、通報を受けて駆け付けた警察官が犯人を取り押さえました。


(訓練に参加した職員)
「今回やってみて、あらためて訓練の大事さ・大切さを痛感しました」


(倉敷警察署 草壁毅生活安全課長)
「観光客の方ですとか市民を、安全に避難させるとかそういったところの確認ができたのかなと。不審者とか怪しいものを見かけたら、警察のほうに通報いただければいいかなと」


大原美術館では今回の訓練の教訓をもとに、職員のさらなる防犯意識の向上をめざしたいとしています。