夏といえば「花火」ですが、使い方を誤るとやけどや火事につながる可能性があります。夏休みを前に長崎市の子ども園の園児が8日、地元の消防団員から花火の安全な楽しみ方を教わりました。

「とまちこども園」で行われた花火教室。
子どもたちに花火の安全で正しい楽しみ方を知ってもらおうと市の消防局が4年前から毎年開催しています。

8日は5歳児22人が参加しました。

火が消えたあとは近くに用意したバケツの水などで火を完全に消し止めるよう指導を受けました。

また、花火の火が服に燃え移った場合は、その箇所を地面に押し付け顔を塞ぎながら転がって消火するよう教わりました。

長崎市市消防局予防課・山崎真一朗市民消防係長「夏本番ということで、花火を楽しむ際は、周りに燃えやすい物がないことを確認して、大人の方が付き添っていただけたら」と話します。

実際の花火を使って楽しく学ぶこの「花火教室」は今後も市内のこども園などで実施されるということです。