水道の料金について「値上げが必要かもしれない」という試算が出されました。

水道管 耐用年数超え2割以上

日本の水道管の長さは約74万km、地球18周分もあります。
その中で耐用年数の40年を超えている水道管は20%を超えています。
基本的に50年を超えると“大きく劣化をしている”という目安になりますが、国交省の資料によると「50年を超えた水道管の割合」は、2023年の段階では約9%。2030年では約21%、2040年では約41%になります。

水道管の腐食が進むと漏水の原因になります。
7月5日には、60年以上前に敷設された工業用の水道管が破損し、大阪市の交差点で水が漏れました。
6月28日には神奈川県鎌倉市でも60年前に取り付けられたボルトが腐食し、水道管が破裂。道路に大量の水があふれる事態となりました。