田野畑村のワカメを使った新商品が開発され、8日発表会が行われました。ツルツルの食感は夏バテ対策にも効果がありそうです。

この新商品「岩手県田野畑産わかめの一本だし」は、田野畑村で採れたワカメのブランド化を目指した取り組みの第3弾として開発されたものです。
田野畑産のワカメと茎ワカメ、そして三陸産のコンブとメカブを細かく刻み、カツオ出汁で味つけしました。

発表会では開発、製造を手がけた、宮城県石巻市の末永海産の末永寛太社長が、この商品の魅力を伝えました。

(末永水産 末永寛太社長)
「色、ツヤ、食感というものを含めて、先代のころから当社としては非常に高く評価させてもらっていると」

発表会にはワカメの生産者をはじめ関係者が集まり、商品をご飯や冷ややっこにかけたりして味わいました。
特にお勧めしたいのが冷たい麺にかける食べ方です。

(江幡記者試食リポ)
「シャキシャキの歯応えもそうですが、のどごしが最高ですね。これからの季節ピッタリです」
(ワカメ生産者は)
「とってもうれしいですね。今まで商品としてあまり田野畑ワカメが出たことがなかったので。とてもうれしくて、みんなに食べてもらえれば、とてもうれしいです」

この商品は道の駅たのはたと村内のスーパーで販売されていて、19日から21日の3連休には盛岡駅の構内で試食販売会が行われる予定です。