主力は2年生「3年生と長く野球するため自分がチームを引っ張る」

去年成しえなかった悲願の優勝へ。雪辱に燃える富山北部の中心は去年の大会で、スタメンに名を連ねていた2年生です。

ショートを守る椎名翔大選手(2年)は広い守備範囲を武器にゲッツ―を量産。的確な指示で外野の守備位置をコントロールし相手の出塁を許しません。

富山北部 椎名翔大選手(2年)
「夏は3年生が最後の大会なので、3年生と長く野球するために自分がチームを引っ張って頑張りたい」

去年の大会を経験した3番サードの藤田晃大選手(2年)は去年の決勝、5打数2安打とクリーンナップの役目を果たしました。ことしも豪快なバッティングで確実に得点を奪います。

富山北部 藤田晃大選手(2年)
「(去年は)大会通じてチャンスの場面で、1本出せなかったのでやっぱり結構悔しかったですね。チャンスで回ってきたら、どんな形でもいいんで絶対にランナーを返して勝利に貢献したいです」

富山北部 山口照太主将(3年)
「もっと一球にこだわってやっていきましょう。もう一回声も引き締めてやっていきましょう。さぁ行こう!」

県内38チームの頂点が手にできる甲子園への切符を得るために1点に、1本に、1球に、こだわり続けてきた富山北部。

「ことしこそ」は頂点の先の景色を掴み取ります。

富山北部 山口照太主将(3年)
「ここ2年間と悔しい思いをしてきて最後自分たちの代で、このあと1個優勝っていうところ、しっかり撮り切れるようにしていきます。決勝で富山第一さんを倒して甲子園を決めたい」

富山北部の初戦は7月12日で、福岡と対戦します。