「2、3日探した」イギリスでイチゴサンド販売で売り切れ続出 “論争”も…

記者
「イチゴサンドが売られている棚には『PICK ME!(私を選んで)』と書いてある札が貼ってあります。お客さんが続々とイチゴサンドを手に取っています」

大手スーパー「マークス・アンド・スペンサー」が先月下旬から限定販売しているのは「ストロベリー&クリームサンドイッチ」です。すでに8万3000個以上を販売。店の棚に並べると、すぐに売り切れることもあるという人気ぶりです。
客
「店に並ぶとすぐに売り切れちゃうので。2、3日探しました」

このイチゴサンド、日本ではおなじみの「フルーツサンド」にヒントを得て、イチゴとホイップクリームチーズを甘めのパンでサンドしています。
ロンドン市内の店では2.9ポンド、およそ570円で売られています。
記者
「こちらが発売されたストロベリーのサンドイッチです。甘めのパンで挟んであるということなんですが、甘酸っぱいイチゴと濃厚なチーズ味のクリームがとても良く合います。おいしいです」
イギリスではハムやチーズなどを挟んだ甘くないサンドイッチが主流で、イチゴサンドが販売されるのは初めてとみられます。

「(Q.味はいかがですか?)とてもおいしいです」
「パンの上にイチゴがのっている味がする」
「チーズケーキみたいですね。私は好きです」
「おいしいけど、ランチには持っていかないかな。これはデザートですね」
そんななか、“論争”となっているのが、これがサンドイッチなのかどうかということ。

イギリスメディアによると、サンドイッチは非課税ですが、菓子類と判断されると課税対象となる可能性があるということです。店側はサンドイッチ協会の定義を引き合いに「間違いなくサンドイッチだ」と主張しています。