霧島連山の新燃岳で、7日午後8時30分に噴火が発生し、噴煙は火口から500ｍの高さまで上がりました。噴火は8日午前9時現在も続いていて、気象台は連続噴火が継続していると発表しました。

新燃岳は先月、7年ぶりに噴火し、先月27日に起きた噴火が継続していました。気象台は、「連続噴火は7日午後5時17分に停止したとみられる」と発表し、「活発な火山活動が続いている」としていました。

しかし7日午後8時半に再び噴火が始まり、8日午前9時現在、連続噴火が続いています。8日午前3時以降、これまでに観測された噴煙の高さは最高で1800ｍです。

新燃岳降灰予報（定時）


新燃岳は噴火警戒レベル３（入山規制）です。新燃岳で噴火が発生した場合には、８日午前９時から１２時までは火口から西方向、８日午後９時から９日午前０時までは火口から西方向に降灰が予想されます。

8日正午から9日午前6時までに噴火が発生した場合には、以下の方向・距離に降灰及び小さな噴石の落下が予想されます。

　時刻　火口からの方向　降灰の距離　小さな噴石の距離
▼０８日１２時から１５時まで　西　　　　　　　７０ｋｍ　　５ｋｍ　　　　　

▼０８日１５時から１８時まで　西　　　　　　　７０ｋｍ　　３ｋｍ　　　　　

▼０８日１８時から２１時まで　西　　　　　　　７０ｋｍ　　５ｋｍ　　　　

▼０８日２１時から２４時まで　西　　　　　　　７０ｋｍ　　５ｋｍ　　　　　

▼０９日００時から０３時まで　西　　　　　　　８０ｋｍ　　５ｋｍ　　

▼０９日０３時から０６時まで　西　　　　　　　8０ｋｍ　　５ｋｍ　　

期間中に噴火が発生した場合には、以下の市町村に降灰が予想されます。

宮崎県　：小林市、えびの市

鹿児島県：霧島市、湧水町、阿久根市、出水市、薩摩川内市、いちき串木野市、伊佐市、姶良市、さつま町