大分県佐伯市の中学生が水中でアユをひっかける「ちょんがけ漁」を体験し、透き通った番匠川ならではの伝統漁法への理解を深めました。

佐伯市の番匠川漁協では伝統漁法であるアユのちょんがけ漁の継承に向けて毎年、体験学習を実施しています。

7日漁協の体験施設に地元の中学生60人が訪れ、竿の先についた針でアユをひっかけるちょんがけ漁に挑戦しました。透明度が高い番匠川ならではの漁法ということで生徒たちはアユの動きを見ながらタイミングを見計らいひっかけていました。

(生徒)「魚が速くてめちゃくちゃかけるのが難しかった」「いっぱいアユをかけれたのですごく楽しかった」

生徒たちは体長20センチほどに成長した旬のアユをさっそく塩焼きにして味わいました。

(生徒)「身が柔らかくておいしかった」「苦いところもあったがおいしかった」

7日は30匹以上釣った生徒もいたということで、ちょんがけ漁を通じて地元の豊かな自然を満喫していました。