霧島連山の新燃岳では、きょう7日も連続噴火が続いています。きのう6日は「火砕流」のような現象も確認されました。

気象台によりますと、霧島連山の新燃岳では、先月27日に発生した噴火が10日以上経った現在も継続しています。

噴煙は7日までに火口から最高で900メートル上がりました。地下のマグマの動きを示すとされる火山性微動も断続的に発生していて、火山活動が活発な状態が続いています。

そして、6日は高温の火山灰や火山ガスなどが火口から流れ下る「火砕流」のような現象が確認されました。

一方、気象台は「高速で流れ下る様子は見られず、火砕流ではない」としています。

新燃岳の噴火警戒レベルは3の入山規制が継続中です。