投打に厚み…スーパー1年生も
投手陣は例年以上に充実。甲子園のマウンドを経験したエース・寺本悠真は制球力に優れ、さらに左腕の大堀、速球派右腕の大畑ら多彩なタイプがそろい、相手に的を絞らせません。

寺本:
「ピッチャー陣は調子が上がってきていると思うので、誰が投げても勝てると思っています。みんな頼りがいのあるピッチャーです。自分は去年、甲子園で悔しい思いをしたので、もう一回甲子園に行ってその借りを返せればなと思います」
打線をけん引するのは、出塁率が高く長打力も兼ねそろえたキャプテンの岡田晴樹。右の主砲・加納悠成(3年)や、チャンスに強い林亮佑の前にランナーをためて得点を狙います。

岡田主将:
「下位打線から流れを作っていって、どこからでも塁に出られるような打線です」
林:
「強いスイングで左右に強い打球が打てるところは、自分の強みだと思っているので、夏はそれをいかしてチームの勝利に貢献したいです」

また、公式戦で代打満塁本塁打を放ち、“スーパー1年生”とも呼ばれる川口琥太郎が控えるなど、打線は誰が出場しても力を発揮する布陣へと成長しました。
岡田主将:
「5連覇って言われているんですけど、やることは変わらないので、相手がどこであろうと自分たちがやってきたことを貫いてやっていきたいと思います」
春のセンバツに出場した柳ヶ浦をはじめ、41チームが頂点を目指す今大会。王者・明豊は、今年もその座を守ることができるのか――注目が集まります。