強豪・明豊が、夏の高校野球大分大会で史上初の5連覇に挑みます。4年連続で甲子園に出場してきた実力校は、この1年で走攻守のバランスがそろったチームへと成長。王者としての重圧をはねのけ、自分たちの野球を貫けるのか注目です。

守備からリズム作って攻撃に

夏の大分大会で第1シードとなった明豊は今年、レギュラーを固定せず、競争意識を高めるチーム作りに取り組んできました。その結果、選手層が厚くなり、総合力の高いチームに仕上がっています。

岡田主将:
「守備で流れを作っていくようなチームなので、守備からリズムを作って攻撃につなげていこうと思っています」

今年の明豊は、テンポよく打者を打ち取り、主導権を握る堅実な野球が持ち味。藤翔琉(2年)と、昨夏の甲子園に出場した林亮佑(3年)の安定した二遊間を中心に堅守を支えます。

林:
「派手なプレーじゃなくて、当たり前のことを当たり前にできるようにやっています。握り替えとか、そういうミスで流れが相手に行ってしまうので、細かいところでミスをしないようしています」