◇7月6日(日)福岡ソフトバンクホークス(パ3位)vs埼玉西武ライオンズ(パ4位)/みずほPayPayドーム福岡

ソフトバンク先発はプロ13年目・35歳の東浜巨。一方の西武はプロ4年目・25歳、西日本工業大学(福岡・苅田町)出身の隅田知一郎。

先発の東浜は1回表、西武打線を三者凡退にきって取る。しかし、0対0の2回表、西武6番・外崎にソロホームランを打たれ、先制される。

それでも、そのウラ、2アウトからソフトバンク打線が隅田を攻め立てる。7番・キャッチャーの谷川原が今季初安打となる2ベースヒットで出塁。8番・野村は内野安打でチャンスを広げると、9番・牧原大成がタイムリーヒット、3連打ですぐさま同点とする。

さらに、4回ウラ、2アウト1塁の場面で野村勇が6月8日ヤクルト戦以来となる8号2ランホームランを放ち、勝ち越す。

打線の援護をもらった先発の東浜は7イニングを投げて3被安打4奪三振、1失点にまとめる。8回表は、藤井が三者凡退に抑えると、9回表は杉山がヒットを1本許すが、後続を空振り三振に仕留め、試合終了。先発の東浜は3勝目、チームは6カード連続の勝ち越しを決めた。
また、この試合に勝利し首位日本ハムと2位オリックスの結果しだいではソフトバンクが今季初めて首位に浮上する可能性があったが、上位2チームも勝利したため、3位のままとなった。

(ヒーローインタビューより一部抜粋)
●高見心太朗RKBアナウンサー
Q1点差ゲームが続く中での登板でしたが、試合前の心境は
●東浜巨投手
「しっかり自分の仕事をするだけだと思って、一球一球自分のボールを投げることだけに集中しました」

●高見アナ
Q先発投手として長い回を投げることへのこだわりは
●東浜巨投手
「もちろんマウンドに上がるからには最後まで立ちたいという思いは変わらないんですけど、それ以上に『チームの勝ち』が大事なので、今日はそういった中でも谷川原がうまくリードしてくれたので、谷川原にも感謝したいと思います」

●高見アナ
Qこれからに向けて意気込みを
●東浜巨投手
「これから本格的に暑くなってきます。僕も汗かきなので大変な時期になるんですけど、アツイ試合を展開していけるように選手は一人一人頑張っていきますので、応援をよろしくお願いします(球場拍手)」

●高見アナ
Q続いて野村勇選手。およそ1カ月ぶりのホームラン、感触はいかがでした
●野村勇選手
「そうですね、少し上がりすぎたかなと思ったんですけど、いってくれました(球場拍手)」

●高見アナ
Qそんな野村選手に、1日早いんですけど…明日は七夕です。どんな願いごとをしますか
●野村勇選手
「優勝してファンのみなさんと共に優勝を分かち合えるように頑張りたいと思います」

【試合結果 ソフトバンク3-1西武】