台風4号は北東へ 沖縄地方は大雨と強風に警戒
台風4号が南シナ海にあって北東へ進んでいます。また、東シナ海を上層寒冷低気圧(UCL)が北西進しており、南西諸島周辺では雷を伴う局地的に激しい雨が観測されています。

この台風は台湾海峡を通り、7日には東シナ海に進む見込みです。沖縄地方では台風周辺の暖かく湿った空気や上層寒冷低気圧の影響で、大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があります。
また、気圧の傾きが大きくなることで強い風が吹き、波が高くしけとなる地域もあるでしょう。
南西諸島では8日にかけて落雷や突風、急な強い雨に注意が必要です。局地的には竜巻などの激しい突風にも警戒してください。
沖縄地方では8日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、強風や高波に注意が必要です。海上や海岸付近では特に警戒し、不要な外出は控えるようにしましょう。

今後の気象情報に十分注意し、安全確保を最優先に行動してください。
3時間ごとの雨と風の動きをシミュレーションで見ていきます。