夢に向かって頑張る子どもたちを応援する「SBCこども未来プロジェクト」

縄跳びの三重跳びのアジアチャンピオン。世界大会に挑む高校生を紹介します。

縄を手に持ち体育館を訪れたのは、長野県松本市の松本蟻ケ崎高校3年生の西嶋岳琉(にしじま・たける)さん。

縄跳びでアジアを制した達人です。

軽いアップを済ませ、さっそく、目にも止まらぬ速さの六重跳びを披露してもらいました。


2024年7月、神奈川で開かれたアジア大会には、中国や韓国など10か国から700人以上の選手が出場。

三重跳びの連続回数を競う種目で、西嶋さんは2位の445回を大きく上回る509回跳び続け優勝を果たしました。

西嶋岳琉さん
「500回跳んだ瞬間に観客が盛り上がってくれてそれがめちゃくちゃうれしかったし、優勝したことを実感しました」

小学生のころから独学で練習を重ねてきた西嶋さん。

跳躍力に目がいきますが、凄いのは縄を高速でまわす腕や手首の筋肉でした。

西嶋岳琉さん
「普通に縄跳びやっているだけでこうなりますね。足も使うし腕も使うし足を曲げる時に腹筋とかも使うので全身運動なので…」

7月末から開かれる世界大会に向けアジア王者の挑戦は続きます。

西嶋岳琉さん
「前回大会(アジア大会)が509回なのでその記録を越えたいですし(世界大会で)3位以内に入れたらいいなと思っています」