9月下旬には神社へ戻る「お下がり神事」
この奥宮へ続く道の脇にある大きな木の間からは、金沢の街並みを望むことが出来ます。

氏子の男性「ここあまり知られていないのですが、大きな木の合間からですが、金沢の市街地を眺められるんですよね。百万石の夜景と仲間内で呼んでいます。」
奥宮へおさまった毘沙門天は、神社にいる時と同様に、金沢城の鬼門にあたる方角引き続き守ります。
280年にわたって続く神事への思いを宮司の森さんはこう語ります。
宇多須神社・森博 宮司「昔、神社は子供のころから遊んだり親しみのある場所だったんですよね。神事を通じて(神社は)親しみのあるところとして、みなさんに神事に参加してよかったなと思ってもらえれば嬉しい」

9月下旬には、この奥宮から宇多須神社へ戻る「お下がり神事」が行われます。