世紀の大改修が行われている弘前城で、発掘調査の結果、天守台付近では築城されてから3回、大規模な造り変えていたことがわかりました。
青森県弘前市は4日、弘前城の天守台の発掘調査の結果を発表しました。今回の調査では、1611年に築城されてから、大規模な造り変えた跡が見つかりました。このうち、1700年代中ごろ以降の地層では、柱の穴が2つ、それに柱を支えるための礎石の跡などが確認されました。また、柱の穴からはかわらなどが見つかっています。このほか、別の年代の地層にも造り変えたあとがあり、天守台付近では築城されたあと現在の天守を含め3回大規模に造りかえていたことがわかりました。
※弘前大学関根達人教授
「築城と(現在の)天守が造られたときをあわせると、4つの時期の変遷が今回の発掘で分かりました。訪れる人たちに天守の下には歴史が埋もれていることを、知っていただける工夫をしていければ」
大改修のため場所を移している弘前城の天守は2026年度にもとの天守台へ戻される予定です。
注目の記事
20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「タバコがクマ対策に使える?」「大声を出すことは有効?」クマによる人的被害を防ぐ基本のQ&A 正しく知って無駄な衝突をしないために

「ChatGPTと結婚しました」AIからプロポーズされ結婚式を挙げた女性(32)「相談していたら親身になってくれた」一方で葛藤も…【岡山】

「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

名古屋の街に浮かぶ“UFO”? 日本唯一の「激レア信号機」はなぜ大須の街で生き残ったのか 知られざる歴史に迫る

クマは四国にも?一部の山に20~30頭ほどが生息か 本州と違い「絶滅の危機」に瀕するツキノワグマ 四国では「保全活動」も









