南シナ海に位置する熱帯低気圧が今後24時間以内に台風に発達する見込みです。この低気圧は今後3日間で勢力を強めながら東シナ海へと移動する予想となっています。

気象庁の4日午後3時の観測によりますと、熱帯低気圧が南シナ海の北緯20度05分、東経118度35分にあって、ゆっくりした速さで西へ進んでいます。
中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。

熱帯低気圧は今後24時間以内に台風となる見込みで、その中心は24時間後の5日午後3時には南シナ海の北緯20度55分、東経117度25分を中心とする半径130キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。

台風の中心は48時間後の6日午後3時には南シナ海の北緯22度00分、東経118度05分を中心とする半径200キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。

72時間後の7日午後3時には東シナ海の北緯25度55分、東経121度05分を中心とする半径310キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。

なお、熱帯低気圧や台風の中心が予報円に入る確率は70%です。