参院選がスタートし各候補が各地で政策を訴える中、濵田知事は物価高騰を含む経済対策や地方創生などに注目していると述べました。

4日の会見で濵田知事は2024年の衆院選で与党が過半数割れとなった結果を踏まえた上で、今回の参院選について「決められない政治の状況において各党がいろんな形で対応してきた。それに対する国民の評価・審判が下される」と述べました。また政策面については「物価高騰が今一番の国民の関心事」と話し、与党が訴える給付について「その場しのぎの給付にとどまらず持続可能性のある形での経済対策が必要」との見解を示しました。

このほか濵田知事は「地方創生や人口減少問題への対応にも注目している」と述べました。

(濵田省司 知事)
「活発な論戦も行われて、選挙後、本気の取り組みを国が行ってもらえるようにつながってほしい思いで注視している」