子どもにも、選挙に親しみを持ってもらう狙いです。山口県周南市の徳山動物園では「どうぶつ代表総選挙」が始まりました。
徳山動物園の入り口そばの掲示場に、ポスターが貼られていきました。その名も「どうぶつ代表総選挙」!
立候補したのは、届け出順にムササビのムー2世とミミ、ビントロングのウダーラ、カバのマル、フンボルトペンギンのミズキ、マンドリルのアタルの5種6匹です。
1、2年目の新人飼育員が推薦したもので、「こんな徳山動物園になったらいいな」と公約を掲げています。
記者
「有権者は、こちらの投票用紙に丸をつけて、この実際の選挙でも使われている投票箱に投票します」
子どもにも選挙に親しみをもってらもらおうと、参院選に合わせて企画されました。20日の参院選投票日には、投票済証明書を持って来園すると、代表に選ばれた動物のシールがもらえます。
ムササビを推薦した徳山動物園 才田夕稀飼育員
「ふだんはなかなか注目を浴びないムササビの魅力をお客様に知っていただきたいなと思って、推薦させていただきました」
ビントロングを推薦した徳山動物園 高橋直道飼育員
「選挙も友達とか家族と一緒にふらっと行ける、緊張せずに行けるような場所になってほしいですし、そんな感じで投票してくれたらいいなと思っています」
「どうぶつ代表総選挙」の投票日は7月13日で、5日からは期日前投票も行っています。来園者は誰でも投票でき、13日はオンラインでも投票を受け付けます。