最も早く温度が下がるのはエアコン+走行

ドアの開け閉めはすぐに47.5℃まで下がりました。
冷却スプレーは3分後に50.1℃エアコンを使用した3パターンは10分後に外気導入が29.5℃に、内気循環が27.5℃に、そしてエアコン+走行は5分後に28℃まで低下。
実験の結果、「エアコンをつけて走行」が最も早く温度を下げることができました。
この、エアコン+走行に、効率がいい手順があると言います。
ポイントは「外気導入→内気循環」

エンジンをかけたら、まず窓を全開にして、エアコンを最低温度に設定。
ポイントは車外の空気を取り入れる「外気導入」にすること!
JAF福岡支部 緒方将 係長
「内気循環の場合、車内にまだ熱がこもっています。こもった熱のほうが車内の中でエアコンを使って循環してしまう。速やかに車内の温度を下げるために外の空気を取り込むことによって余計な熱を逃がす」
武田伊央 アナウンサー
「2、3分ほど走ってみました。中のモワッとした熱い空気が逃げていって、エアコンの涼しさを感じられるようになりました」
そして、数分車を走らせ、車内の熱が下がったところで次のポイント!

エアコンを、車内の空気を循環させる「内気循環」に切り替えます。
JAF福岡支部 緒方将 係長
「車内の温度が冷えてエアコンが効きだしたら、冷えた空気を車内で循環させた方がより効率的。内気に切り替えることによって、冷却効果を高めることができますね」
短い時間で温度を下げることができれば、燃費の削減につながり、排ガスを抑えることができるということです。