トカラ列島近海で6月21日から続く地震活動は、7月4日現在も活発な状況が続いています。福岡管区気象台が4日午前11時にまとめた地震解説資料によると、最大震度1以上を観測した地震は1,170回に達し、当分の間、震度6弱程度の地震に注意が必要とされています。

震度6弱を観測、震度5弱以上は計4回 活発な地震活動が継続中

福岡管区気象台資料より

6月21日午前5時頃からトカラ列島近海の小宝島付近で地震活動が活発化しています。7月3日午後4時13分に発生したマグニチュード5.5の地震では、十島村の悪石島で震度6弱を観測しました。トカラ列島近海で震度6弱を観測したのは初めてです。これまでに震度5弱を観測する地震も3回発生しています。

最大規模の地震は、7月2日午後3時26分に発生したマグニチュード5.6の地震で、十島村の小宝島で震度5弱を観測しました。

合計で1,170回 日別地震回数の推移

7月4日午前10現在の震度別の内訳は、震度6弱が1回、震度5弱が3回、震度4が26回、震度3が85回、震度2が277回、震度1が778回発生しています。

福岡管区気象台資料より

(日別の震度1以上の地震発生状況)

6月21日:28回
6月22日:119回
6月23日:183回
6月24日:68回
6月25日:69回
6月26日:15回
6月27日:16回
6月28日:34回
6月29日:103回
6月30日:63回

7月1日:155回
7月2日:141回
7月3日:128回
7月4日:48回(10時現在)

特に6月23日には183回と、一日の中で最も多くの地震が観測されました。いったん落ち着きを見せた後も、7月に入ってからは再び1日あたり100回を超える地震が続いています。

過去の地震活動との比較

今回の地震活動は、同地域で過去に発生した2021年4月、2021年12月、2023年9月の群発地震と比較して回数が大きく上回っています。

福岡管区気象台資料より

福岡管区気象台は、当分の間、震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。