「向こう3か月」のコメ価格の見通しについて、備蓄米効果で安くなるという見方が強いことが分かりました。

コメの卸売業者などで作る「米穀安定供給確保支援機構」は、全国の生産者や集荷団体などに毎月、コメ価格の見通しなどを調査しています。

きょう発表された6月分の「向こう3か月」の見通しでは、100に近づくほど価格が「高い」ことを示す指数が、前の月より24ポイント減って「35」でした。

「随意契約」による2000円前後の備蓄米の放出が影響していて、今後、価格が安くなるとの見方が強い結果になりました。

下げ幅は2012年の調査開始以降、最大ということです。