4日朝、熊本市北区にある熊本電鉄の踏切で列車と乗用車が衝突し、乗用車を運転していた男性がけがをしました。

午前9時ごろ熊本市北区清水亀井町にある熊本電鉄の警報機も遮断機もない踏切で、藤崎宮前駅行きの列車と乗用車が衝突しました。
消防によりますと、乗用車を運転していた40代の男性は足を打撲し、熊本市内の病院に運ばれましたが、意識はあるということです。
列車の乗員乗客44人に けがはありませんでした。
現場は八景水谷駅と亀井駅の間にある踏切で、この踏切で列車と車が衝突する事故は2025年だけで3回目です。
列車の運転士は警察に「車が踏切に入ってきたので、警笛を鳴らしたりブレーキをかけたりしたが間に合わなかった」と話しているということです。
事故の影響で、御代志と藤崎宮前の間で運転を見合わせていましたが、午前10時に再開しています。
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