先発はモイネロ
4日の先発は、6月6日のヤクルト戦で8回18奪三振をマークし、球団の奪三振記録を塗り替えるなど、ここまで7勝負け無しのモイネロ。
7勝、防御率1.28、100奪三振はいずれもリーグ2位の数字で安定感が光る。
秋山幸二&岸川勝也の解説陣が語る試合の見どころと今後の展望
秋山幸二(RKB野球解説者)
「モイネロは今一番安定している投手、モイネロが投げるときは勝ちを重ねておきたい。味方の援護が3点あればセーフティと言えるくらいの信頼度があると思う。チームが復調した主な要因は『ベンチワーク』。けが人や主力に不調が相次ぐ中、安定してきた先発陣と、4番に中村晃を入れたり、打線のやりくりが大きい。5月以降の2勝1敗ペースをこれからも維持して欲しい」
岸川勝也(RKB野球解説者)
「モイネロで注目したいのは、変化球の精度。特にカーブとスライダーが大事になる。この2つの球種でいかにストライクを取れるか。チーム上昇の要因は『昨季までレギュラーではなかった選手の活躍』特に、柳町、川瀬、野村がここまでを引っ張ったと言っても過言ではない。今後の注目は杉山。シーズン終盤、疲れが出てくることもあるだろうが、クローザーは悪いときでも抑えないといけない過酷なポジション。ストレートで空振りやファールを奪って、ストライク先行の有利な投球ができるか、心身ともに疲弊していくと思うが頑張って欲しい」
※試合の放送予定
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