読書の楽しさを理解してもらおうというという取り組みです。宮城県石巻市の牡鹿半島にある小学校に3日、“本を愛するヒーロー”が登場し、児童たちに読み聞かせをしました。

本を愛するヒーロー「輝望閃詩(きぼうせんし)ダクシオン」が3日、石巻市の大原小学校に現れました。近くの寄磯小を含む合わせて18人の児童に本を読み聞かせました。ダクシオンは、栗原市の元郵便局員、二階堂真悟さんが扮するヒーローです。全国の図書館や小学校をまわって読書の大切さを呼びかける出前講座を開いています。

児童:
「いつもより楽しく感じた」
児童:
「自分だったらちょっと恥ずかしいかな。(読み聞かせは)本当におもしろかった」

輝望閃詩ダクシオン 二階堂真悟さん:
「図書館にヒーローが来ると行ってみようかという親御さんが多い。なのでこの格好でやっている」

読書とアクションの造語から名づけられたダクシオン。本を憎む悪役にも立ち向かい、大きな「図書券」で切りつけました。読書が大切な理由として「人を好きになる力を育てる」「なりたい自分になることへの助けになる」ことなどを挙げていました。