中村候補第一声『物価高対策と農業と新しい風』
自民党の新人・中村真衣さん(46歳)の第一声分析では、「寺泊」というワードが真ん中に表示されています。

これは、2007年の中越沖地震の後に、風評被害を受けていた海水浴場で、その払しょくのために泳いだ経験を話したものです。そうした経験から、ふるさとを守るには政治の力が必要だと思うようになったと話していました。

中村さんが、11分24秒の第一声演説のなかで最も時間を割いたのは、自らの経歴や経験。次いで、自身の意気込みについてです。
物価高対策・農業政策・国土強靭化の重要性にも触れていました。
自民党の公認を得てから新潟県内全域を周り、声を聞いてきたという中村さん。
そこで感じた課題として一番にあげたのは“物価高”です。
「物価高を上回る賃上げをしていかなければいけない。そして新潟の経済をどんどんと回していかなければいけない」
また、農業政策については「農家の所得補償を広げなければいけない」とし、農業政策の見直しの必要性にも言及しました。
そして演説の終盤には、こう意気込みました。
「もちろん私は政治経験はございません、だからこそ、新しい風を吹き込めるのではないかと思っております」