3日、島根県立隠岐水産高校の授業中、バナナボートと呼ばれる、細長い形のゴムボートから生徒が海に転落する事故があり、3人が病院に運ばれましたが命に別条はないということです。
事故があったのは隠岐郡隠岐の島町の西郷湾です。
3日午前11時半頃、隠岐水産高校のマリンスポーツの授業中、水上オートバイが引くバナナボートにまたがっていた生徒が、相次ぎ海に転落しました。
転落したのはいずれも男子生徒で、16歳が2人と17歳1人の3人です。
全員すぐボートにしがみつき、その後、救急車で病院に運ばれました。
全員意識はあり命に別条ありませんが、16歳の1人が経過入院しました。
水上オートバイは教員が運転していて、沖合20メートルほどの所で、長さ5.1メートルのバナナボートを引いていました。
当時は晴れで南西の風3メートル。波はなく、ボートが動き出した時に生徒が何らかの理由でバランスを崩した可能性を含め、隠岐海上保安署が事故の原因を調べています。