7月3日午前、熊本県菊池市で、授業の一環として田植えをしていた中学生と職員の合わせて12人が体調不良を訴えて手当てを受けました。いずれも熱中症のような症状を訴えていたということです。

記者「生徒たちは午前8時半ごろから2時間ほど、菊池市七城町の田んぼで田植えや準備、片付けなどをしていたということです」

3日午前10時ごろ、菊池市の七城中学校の職員から「田植えをしていたところ、女子生徒に熱中症のような症状が出た」と119番通報があり、生徒と職員、合わせて12人が病院で手当てを受けましたが、その後、帰宅したということです。

学校によりますと、田植えは毎年行っていて、3日は全学年の約120人が出席していました。

学校はRKKの取材に「暑さ指数を測るなど対策はとっていた。今後は、よりこまめに休憩をとるなどしていきたい」と話しています。

菊池市の3日午前10時時点の気温は31.6℃で、熊本県には「熱中症警戒アラート」が出ていました。