汗をかけない・・・湿度にも注意

連日の厳しい暑さ。実は「人よりも犬の方が暑さの影響を受けやすい」と専門医は指摘します。

ごとふ動物病院 藤本愛彦 院長
「ワンちゃんたちは汗をかけない。これだけ暑くて湿度が高くなってくると、体の中に熱がこもって熱中症になるっていうのが、ワンちゃんたちの中では一番大きな問題になります。」

犬が熱中症にかかると、息苦しさや吐き気などをもよおし、最悪、死に至るケースもあるということです。

熱中症にかからないようにするためには、散歩の時間を早朝や夜間など気温が低い時間にすること。そして湿度にも注意をして欲しいと藤本院長は話します。

ごとふ動物病院 藤本愛彦 院長
「湿度が下がるほど、熱中症のリスクは下がっていく。(室内では)クーラーをかけて、湿度が大体40%~50%くらい、できれば40%くらいにしてほしい。」

肉球のやけども

そして、この厳しい暑さによって熱中症だけでなく、思わぬトラブルも発生しているということです。

ごとふ動物病院 藤本愛彦 院長
「足の裏、肉球ですね。肉球がやけどして水ぶくれみたいになって、肉球の皮膚が全部ベロっとはがれます。一回はがれると、治らないんですよね。まず道路を触って、ものすごく熱いと思ったら、(散歩に)行かないほうがベストだと思う」

こうした中、暑さを和らげるグッズが注目されています。