石川県内灘町の海岸に、2年ぶりに海水浴場が開設されます。
全国で水難事故が相次ぐなか、迅速な救助活動を行うため、消防と海上保安部が2日、ヘリを使った大規模な救助訓練に臨みました。

通報者役「こっちや!助けてくれ!」
2日、内灘海岸で行われた訓練は、海水浴をしていた20代の男性2人が流され、行方がわからなくなった想定で実施され、内灘町消防本部や金沢海上保安部、警察などから50人が参加しました。

1人目は陸上から確認できる沖合100メートルで発見。
即座に医師の元へ運び、救命措置にあたります。一方、もう1人の行方がつかめず、海上保安部が一列になって浜辺近くの海岸を捜索する「平行検索」という方法で行方を追います。

さらに、消防がドローンを使って捜索。沖合では金沢海上保安部の巡視艇から潜水士が海の中へ向かいます。そして上空には海上保安部のヘリが到着。