半導体関連企業の進出などで混雑が常態化しているJR豊肥線について、熊本県は、混雑緩和に向けた協議会を設立すると明らかにしました。

熊本県 木村敬知事「通勤通学時間帯の混雑が常態化して、その混雑は東京・名古屋・大阪の3大都市圏並みです」

現在も通勤・通学時の混雑が常態化しているJR豊肥線では今後、半導体関連企業の進出や空港アクセス鉄道の開業でさらに混み合うことが予想されています。

そこで、県は熊本市、大津町、菊陽町と豊肥線の輸送力強化を目指す協議会を立ち上げると明らかにしました。

木村知事「駅への同時進入ができるようにするだとか、行き違いができるようにする、そうした中での一部複線化も協議の対象となる」

協議会は2025年度中にJR九州への要望をまとめたいとしています。