2026年春に高校を卒業する生徒を対象にした企業の求人票の公開が、7月1日にはじまり、青森県内の高校では、さっそく生徒たちが希望職種の求人を確認していました。
青森市の青森商業高校では、昼休みの時間、就職希望の生徒がパソコンなどで求人票を確認していました。
学校によりますと、3年生184人のうち、約4割にあたる70人が就職を希望していて、このうち47人が「県内就職」を希望しているということです。
6月20日に青森労働局が発表したまとめでは、2026年春に高校を卒業する生徒のうち「県内就職」の希望者は1352人で、就職希望者の約7割となっています。
青森商業高校 商業科3年 坪 柚良さん
「自分の将来が決まるときが近づいてきているんだなと実感しました。学習してきたことを活かせる職業に就きたいと思っているので、金融の事務職を中心に探しています」
学校では、夏休み期間中に生徒たちに履歴書の作成や面接対策などに取り組んでもらい、9月からの企業へのエントリーに備えたいとしています。