相続税の算出などに使われる土地の評価額の基準となる、2025年の「路線価」が発表されました。岩手県内の平均価格は3年連続で前の年を上回りました。

仙台国税局が1日発表した2025年1月1日時点の県内の路線価は、主要な道路に面した標準宅地の平均値は3年連続で前の年を上回りました。
上昇率は去年と比べ0.4ポイント縮小して0.2%でした。

県内で最も路線価が高くなったのは今年も「盛岡市大通2丁目」です。
1平方メートルあたりの価格は去年より5000円上がって23万円となり34年連続で県内最高となりました。

盛岡以外の県内8つの税務署管内それぞれの最高路線価は、横ばいが3地点下落が5地点で上昇はありませんでした。