宮城県内の河川では、7月1日にアユ漁が解禁されました。
仙台市内の広瀬川でも、長い竿を構えてアユを狙う釣り人たちの姿がみられました。

このうち仙台市青葉区の牛越橋(うしごえばし)近くの広瀬川でもアユ漁の解禁に合わせ竿を振りおとりのアユを泳がせる友釣りを楽しむ人の姿が見られました。

アユ釣り歴65年の釣り人
「解禁日が待ち遠しかった。釣れなくても来てみようかという気持ちになる」
アユ釣り歴65年というこちらの男性は、水温が低く釣れにくいと分析しつつ、アユ釣りの楽しさについてこう話しました。
アユ釣り歴65年の釣り人
「いかにおとりのアユを泳がせて野アユをかけるか、それが奥が深いですね」

地元の漁協によりますと6月、広瀬川などで行われた調査の結果、川の水量は少ないものの遡上している天然アユが例年より多いということです。
また、大きさはやや小ぶりということです。

アユ釣りは、8月上旬から最盛期を迎える見込みです。