激しいせきが続く「百日せき」について、全国の医療機関から1週間に報告された患者数が3211人となり、現在の方法で調査を始めた2018年以降で過去最多となりました。
「百日せき」は、激しいせきが平均で2~3週間続く感染症で、特に乳児が感染すると重症化し、死亡するおそれもあります。
国立健康危機管理研究機構によりますと、先月22日までの1週間に全国の医療機関から報告された「百日せき」の患者数は3211人で、すべての患者数の報告を求めるようになった2018年以降で過去最多を更新しました。
一方、頬が赤くなる、いわゆる「リンゴ病」は、全国およそ2000の小児科で1週間に報告された患者数が1医療機関あたり2.53人で、過去10年で最多となりました。
基本的に症状は軽いものの、これまでに感染したことのない妊娠中の女性が感染すると流産につながったり、胎児に異常が出たりする可能性があるため、厚労省は妊婦に対し基本的な感染対策を行うことなどを呼びかけています。
注目の記事
「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村

蚊は“世界で最も危険な生き物の一つ” 涼しくなってこれからピークに 昼間に活発なのは「やぶ蚊」夜に活発なのは「いえ蚊」刺されやすい人の特徴は?就寝時の対策は?

迫る自民党総裁選!5人の“公約”を徹底比較 物価高は?外国人政策は?党改革は? 次の総理にふさわしいのは誰だ【edge23】

「言い表せない感情のまま生き続けてきた地獄のような20年でした」【福岡3女性連続強盗殺人事件】23歳の娘を奪われた父親の言葉①

【都道府県順位】自転車ヘルメット着用率1位は愛媛70.3%、最下位は…着用しない理由は「かっこ悪い」が上位だった
