急速な高齢化などを背景に救急車の出動件数は年々増加し、いま救急医療の現場がひっ迫しています。特に、自力で動けない高齢者が多い地域ほど、救急車の需要も増えています。こうした地域にある福岡県内の病院が、通常より一回り小さい「ミニ救急車」を導入しました。

黄色いナンバープレート 一回り小さいミニ救急車

福岡県広川町の姫野病院。サイレンを鳴らして救急車が出動しました。

よく見ると、取り付けられているのは黄色いナンバープレート。一般的な救急車より一回り小さいいわゆる「ミニ救急車」です。

姫野病院は、民間では全国で初めてミニ救急車を導入しました。導入した背景には、地域特有の事情があります。