陸上自衛隊青森駐屯地で、自衛官候補生の修了式が行われ、基本的な教育訓練を終えた16人が7月1日からの配属に、決意を新たにしました。

修了式に臨んだのは4月に入隊した、18~30歳までの男女16人の自衛官候補生です。

候補生は、小銃の扱い方や戦闘訓練など自衛官として必要な基本的な教育訓練を3か月間に渡って受けてきました。

30日は、代表が修了書を受け取ったあとに、中嶋挙星さんが力強く宣言しました。

第5普通科連隊に配属 中嶋挙星さん(18)
「初めて手にした小銃の重さと、冷たさを感じた緊張と責任感、泥まみれになりながら必死でがんばった戦闘訓練。入隊時の初心を忘れず、一日も早く立派な自衛官になれるように、さらに努力することを(誓う)」

式では、一人一人が名前と配属先を呼ばれて決意を新たにしました。

第5普通科連隊に配属 佐藤友美さん(18)
「真っ先に青森県民を助けられるような自衛官になりたい」

16人の自衛官候補生は、7月1日付で県内外の10ある部隊に配属されます。