工業や商業などの実業系高校による県産業教育振興会の定期総会が、30日、大分市で開催され、高校生が研究の成果を発表しました。
30日は県内24校の高校関係者や、活動を支援する県内企業などのおよそ90人が出席しました。

会では、佐伯豊南高校の家庭クラブが、これまで研究してきた塩こうじの効果などについて発表しました。生徒は研究の成果として、塩こうじを活用することで減塩効果につながり、生活習慣病を予防できることなどをあげました。
また、産業教育に長く携わり功績をあげた教員4人に、石井四郎会長から教育功労者賞が贈られました。総会では、県内で就職する高校生の割合がおよそ7割にとどまっていることを踏まえ、地域産業を支える人材づくりについて課題も共有しました。