うるま市の宮森小学校に米軍の戦闘機が墜落し、児童ら18人が命を落とした事故から66年となった30日、追悼集会が開かれました。

1959年6月30日、嘉手納基地を離陸した米軍の戦闘機が現在のうるま市にある宮森小学校に墜落し、児童や周辺住民ら18人が犠牲となりました。

事故から66年となった30日、宮森小学校で行われた追悼集会には児童ら約460人 が参列し、黙とうを捧げました。



▼石川・宮森630会 久高政治 会長
「誰も宮森小学校にジェット機が墜落するとは思っていない。突然やってきます」

事故の悲惨さを伝える集会の最中にも、米軍機とみられる機体が轟音を響かせ、上空を飛んでいました。


▼大城叶空さん
「この悲惨な事故が起きているのに、まだ戦闘機が宮森小学校の上を通っているので、そこをなるべく避けて飛んでほしい」

集会の参加者は平穏な日々を願って手を合わせていました。