27日午後、北アルプスの黒部湖付近で岡山市の65歳の男性が登山道からダムに転落して死亡しました。

上市警察署によりますと、27日午後1時半ごろ、富山市有峰の北アルプス黒部湖付近(標高約1480メートル)で妻と2人で登山をしていた岡山県岡山市の無職、片岡澄人さん(65)が登山道から約50メートル下のダムに転落しました。

事故に気付いた妻が通報し、片岡さんは県警のヘリが救助し救急隊によって病院に運ばれましたが、搬送先の病院で外傷性ショックにより死亡が確認されました。

警察によりますと、片岡さんは妻と2泊3日で長野県の扇沢から入山し黒部ダムや水晶岳を登山する予定だったということです。

警察が妻から話を聞くなどして転落の原因を調べています。