26日夕方、福岡市東区の海岸で小学6年の男子児童2人が溺れ、このうち1人が死亡しました。

平日の学校が終わった後に水の事故に遭うことを専門家の間では「放課後水難」と呼んでいて、注意を呼びかけています。

深みにはまり・・・1人死亡

目撃した40代男性
「海から頭を出して「助けて下さい」と叫んでいた。5~6人かな。大人はいない。全員子供」

事故は26日夕方、福岡市東区の三苫海岸で発生しました。

「2人が溺れている」と遊びに来ていた小学6年の男子児童が消防に通報。

救急隊がかけつけ、小学6年の男子児童1人を救助しましたが、もう1人の小学6年の男子児童は海底3メートル付近で心肺停止の状態で発見。

病院に搬送されましたが、約2時間後に死亡が確認されました。

救助された男子児童は命に別状はないということです。

近くに住む小学5年生
「学校から注意されたことはある。「子供だけでは行っちゃダメ」って」

父親
「怖いですね。気をつけないと」

警察などによりますと、当時、男子児童は同じ小学校の友人6人で遊びに来ていました。

6人で海中を歩いて岩場へ向かっていたところうち2人が深みにはまり、溺れてしまったということです。

泳ぐ予定では無かったからか、全員、水着は着ていなかったということです。