ネット上では加害行為を正当化したり称賛し合ったりする傾向

永守さんがSNS上の盗撮グループに潜入したときの音声には。

(盗撮グループ主催者の音声)
「鉄道事業者と警察が連携し、各駅において痴漢追放、大阪府警の取り組みなんですけど、いくら車両の中とはいえ、駅の中は危なくなってきますね」
「9月は撮れ高悪そう。涼しくなってくる時はみんな服装変わってきて、スカートが減ったりとかあるかも」

警察の動きや盗撮のアドバイスをグループ内で情報共有していました。永守さんによりますと、ネット上ではこうした盗撮画像や動画が数千円で売買されているケースもあり、被害者の顔がはっきり写っていたり、より撮影が難しい状況のものが高額で取引されているといいます。

(永守さん)
「子どもたちがネット上で性的な被害に遭っている。本人たちに気付かない所で、性的な搾取が起きている。すごく大きな問題で絶対に放置してはいけない」