新天町商店街と福岡パルコも共同で再開発

いくつかの街区が共同で行うプロジェクトに関しては、事業の期限が猶予され、2027年以降も再開発が続きます。
現在進行中のプロジェクトは3つ。
その1つが、新天町商店街と福岡パルコの共同再開発です。
地権者たちが市に提案する形で事業が進められています。
福岡市住宅都市みどり局 柿原崇史都心事業推進課長
「歴史とかですね、そういったものを生かしながら、そして未来に向けた商店街を実現されるということで、新たにできる再開発のビルの中に、それを受け継いでいく形で検討が進められている」
商店街を更地にして区分を改め新たなビルを建設する予定で、福岡パルコに関しては2つに分かれていたビルを1つに統合します。
福岡市住宅都市みどり局 柿原崇史都心事業推進課長
「福岡駅通りはこれからなくなるんですけれども、その代わりにここに新たな公園を作りまして、西鉄のところから降りてきた方が正面に公園ができて、この天神の中で、憩いの空間として利用いただけるような形で計画したいと思っています」
天神1丁目の北側エリアも

そしてもう一つ、注目のプロジェクトが水鏡天満宮がある天神1丁目の北側エリアです。
福岡市住宅都市みどり局 柿原崇史都心事業推進課長
「元々の水鏡天満宮さんは、川沿いにあったので、水辺に近いところに移るということになって、街や神社の発展にもつながるという話は聞いています」
赤煉瓦文化館を含めた水辺の憩いの場として再整備され、現在、水鏡天満宮があるエリアには、大型複合ビルが建設される予定です。
福岡市住宅都市みどり局 柿原崇史都心事業推進課長
「建設されるビルの中に、サラリーマンのランチ処、横丁、そういった昔ながらの今の横丁がその雰囲気で残るような形で計画されるように、我々としても一緒に進めていきたい」